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外壁をタイルにするメリットって何?

2019年11月06日

外壁は一軒家の外観を印象付けるもので、その家の顔に相当する部分です。一口に外壁と言っても色々な素材がありそれぞれに長短があります。伝統的な木造住宅では漆喰が主流でしたが、モルタル壁やサイディング壁など新たな素材が登場しています。特にサイディング材は材質ごとに違いはありますが、軽量で耐火性・耐候性などに富みリーズナブルな価格で人気があります。しかしながら使用実績の豊富なタイル素材も最近では再びそのメリットが見直されることになり、人気が復活しつつあります。そこで外壁をタイル素材にすることのメリットは何処にあるのか、検討してみましょう。

そもそも外壁タイルは、土や石を高温の熱で固めた素材であるだけに、重厚感のある風合いを見るものに抱かせることが出来ます。土や石などの自然素材の風合いを活かした外観は、サイディング材などの廉価な素材では醸し出せない雰囲気を持ちます。とはいってもタイルを選択すると、デザインに制限が強く、希望通りの家づくりをする上では、マイナス要因になる側面が強いとの印象が強いかもしれません。

最近ではデザイン的にも満足できるバリエーションも豊富なラインナップが揃っています。また外壁タイルは、高温の1,300度で焼き固めている素材であるだけに、雨風や汚れ・傷などがつきにくく、メンテナンスの手間がかからない点も、メリットと意識されているようです。強い日差しは雨風などの影響にも強い耐候性をもっているので、経年劣化の影響もあまり受けることなく汚れにくいという租税の特徴を持っています。この点はモルタルやサイディング材などでは、定期的なメンテナンスや再塗装の手間などにわずらわしい思いを覚悟しなければならない点と、対照的といえるでしょう。またほとんど水を吸い込まないので、汚れにくいこともメンテナンスの手間を少なくします。

メンテナンス性に優れると言うことは、見方をかえれば高い耐久性を持つと言うことも意味しています。寒冷地では壁内に吸い込まれた水分が凍結してしまってクラックなどが生じるリスクが懸念されますが、外壁タイルはほとんど水分を吸い込まないので、雨水や風雪などの厳しい気候にさらされるコンディションでも丈夫さを発揮するので、メンテナンスの手間がかからないのもメリットです。

外壁タイルは日差しや風雪などの気候の変化や、雨水やごみなどに汚れにくい素材なので汚れにくいなどマイホームに採用するには長持ちさせる点で大きなメリットを享受できる素材です。