• ホーム
  • フローリングは意外と傷つきやすい!

フローリングは意外と傷つきやすい!

2019年12月24日

まっさらで光り輝くばかりの、傷一つないフローリングはまさに新築のマイホームならではの光景です。素材の香りすらも視覚から想像させる見た目の美しさはいつまでも長持ちしてほしいものですが、実際にはフローリングはごくわずかなことがきっかけになって傷が付き色褪せていってしまいます。よくあるのは新居に入居するときの家具搬送時に、あやまって引きずってしまったり、わずかな接触を持つことがきっかけで傷が残ってしまうと言うもの。新築以来、大切に取り扱っているつもりでも、つぶさに観察してみると凹みなどを発見してしまうことも良くあります。
そもそもフローリングがこれほど傷つきやすいのは、どのような原因が考えられるのでしょうか。最もポピュラーなのは家具を引きずる場合です。屋内での模様替えなどのように目に見えてリスクの高い行為だけでなく、わずかの拍子で家具は動いてしまいます。ダイニングキッチン内の椅子やテーブルにソファーなど、一番家族が集まって長時間過ごすことの多い空間ですが、わずかな体重の移動などが原因になって、家具を引きずることになってしまいます。ベッドなどは就寝中の体重の負荷だけでへこんでしまうことも。
子供さんがいらっしゃる過程では、屋内を走るなどの行為も原因になります。子供はフローリングのことなどお構いなく屋外で遊ぶのと同じ感覚で走ることで知らず知らずのうちに、微細な傷がついてしまいます。そして子供さんと言えば食事中もせわしなく、よくフォークや食器などもフローリングに落とすことが良くあります。鋭利な刃先でなくても、ある程度の高さから重量のある食器の衝撃で傷がついてしまうことも育ちざかりの子供さんがいる家庭では、経験されるところです。
フローリングに傷がついた状態を放置することは、見た目に悪いだけではありません。ダメージを被った部位から水分などが入り込み床材などを炒めることに繋がります。
そこでフローリングに可能な限り傷がつくことのないようにケアを心がけることが重要になります。
フローリングをケアする方法としては、マットやベッドの脚部にチェアソックスを使用する方法が比較的容易な方法です。重量の大きいテーブルの下部にはマットを敷くことで保護したり、座椅子の脚部などにチェアソックスを装着するなどの対策をはかる訳です。ただしテーブルやベッドなどは素材やサイズによっては設置後に移動するのは困難な場合があるので、入居時に設置しておくのがオススメです。